こんにちは、畦風ライターのそりちゃんです。
7月のセミナーの報告が8月末になってしまい、私もびっくりです。
ごめんなさい。
7月から少しずつ書き進めていたのですが、日にちが経てば経つほど、野菜たちの状態も変化するので書きたいことがどんどん増えてしまい、、、(笑)
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セミナーの報告ブログでは、達さんがセミナーをやっている4会場のうち、私が参加している2会場
ブラウンズフィールド
たまる食堂
のセミナーの内容を書いています。
今回のセミナー報告は、セミナー後の畑の様子の報告も含め、長めになってしまいましたが、是非最後まで読んでみてくださいね。
7月のセミナーの内容
7月のセミナーのテーマは、
「夏野菜の管理、病気と虫対策」
でした。
夏の畑には雑草がものすごい勢いで生えてきますよね。
「えっこの前刈ったばかりですが???」と感じる人はたくさんいるはず…
今回のセミナーでは、
こんな草は、作物にこんな影響があるので、こういう風に管理するのが良いです
ということを習いました。
例えば、スギナやヨモギなどの地下茎の草は、広がりやすく、作物の生育を阻害するので刈り取った方が良いそうです。
これらの草を刈り取った後は、上手に畑に利用することができます。

地下茎の草は、ミネラルを豊富に持っているので、敷き草として使うことで、畑へミネラルを供給することができるのです。
私も、スギナを刈り取ったら、畝の上にそのまま置くようにしています。
生えた雑草を刈り取って、畝の上に置くことで、新しい雑草が生えてくるのを防ぐ効果もあります。
また、病気や虫の被害の対策方法についても学びました。
無肥料無農薬の栽培では、ハーブを一緒に植えたり、雑草を刈って風通しを良くすることで、虫対策をします。
被害が酷いときは、対策液を散布する場合もあります。
教科書には、対策液の作り方だけでなく、
対策液にどんなものを入れると、どんな効果があるのかが書かれています。
ですから、教科書を参考にして、自分の畑に必要な対策液を作ることができます。
セミナーの畑のトマトに、この夏「青枯病」らしきものが出てしまい、土壌感染を防ぐため、対策液を散布しました。

対策液を使わずに済むに越したことはないですが、病気や虫の被害が出てしまったときに、使える対策液は、常備していると便利だということを実感しました。
また、フィールドワークでは、冬野菜の種蒔きをしました。
冬野菜を、年内に収穫したいのであれば、7月から8月に種を蒔きます。
今回は、白菜、キャベツ、ブロッコリーなどの種を蒔きました。
基本的には、夏野菜の種蒔き・育苗と同じで、セルトレイで育ててから、鉢上げし、畑に定植します。

夏野菜と違うところは、虫が活発で暑い時期の育苗なので管理が大変だということです。
暑すぎる時間帯は遮光ネットをかけ、苗を守ります。
7月のセミナーから1か月。ブラウンズフィールド畑
セミナーから1.5か月ほどたちました。
セミナーで種蒔きをした冬野菜は、2日後から発芽し始め、喜んでいましたが、なんとその後、カメムシに全て食べつくされてしまいました。。
防虫ネットかけていたのにぃ、、、。
8月頭にもう一度全て蒔き直し、虫対策もしっかりしたつもりでしたが、またまたカメムシに食べ尽くされました。
ブラウンズフィールドの畑では、防虫ネットをかけてもカメムシが入ってしまうので、3度目の種蒔きは達さんの畑で行い、そこで育苗してもらっています。
ありがたし…m(__)m
また、ブラウンズフィールドの畑では、キョンやモグラによる被害もあります。
キョンは、小鹿のような見た目の外来の動物で、畑の色々なものを食べてしまいます。
元々は動物園で飼われていましたが、ある時逃げ出してしまい、野生動物として徐々に数が増えています。
ブラウンズフィールドの畑では、さつまいもと大豆の葉っぱをキョンにを食べられてしまい、慌てて防獣ネットを張りました。

また、モグラは、土の中を掘ってトンネルを作って移動している動物ですが、作物の根っこ付近の土を掘られてしまうと、根が張れなくなり、作物が弱ってしまいます。
そのため、定期的にもぐらの穴を潰しています。
動物、虫、雑草、天気…
色々な相手と上手く付き合いながら作物を育てるのは簡単なことではないなと感じる日々です。
虫、動物による被害もありますが、
少しずつ収穫もできています。
まくわうり、四角豆、ししとう、きゅうなどが採れています。

こちら↓の写真は、今年初めて育てているマイクロきゅうり。めちゃくちゃかわいいです。

たまる食堂のセミナーでは自然栽培蓮根の見学に行きました
7月のたまる食堂限定、スペシャルコンテンツ「蓮田見学&蓮の花茶会」
千葉県の長南町で自然栽培で蓮根を育てているほそだみきさんの蓮田にお邪魔しました。
れんこんがどのように作られているか知っていますか?
れんこんは、お米の田んぼよりも深い田んぼに種れんこんを植えて育てられています。
水の深さは腰くらいです。
5月ごろに種れんこんを植え、7~8月ごろにお花が咲きます。

お花の後にできる実は、スーパーフードと言われています。
乾燥させてスナックにしても美味しいですし、炊き込みごはんにしても美味しいです。

れんこんの収穫は9月から3月です。


今回は、蓮田にてみきさんかられんこんのお話を聞き、
蓮の花茶をいただきました。

お茶は、香りが高くてとっても美味しかったです。
この素敵な器と湯呑みは、みきさんがご自身で作ったのだそう。
私は実は、ここの蓮田が大好きで、みきさんのれんこんのお話を聞くのは、3回目くらいなのですが、何度聞いてもとても面白くて、みきさんの明るくて柔らかいエネルギーにも癒されます。
みきさんに会ったら人は皆、蓮田のこと・れんこんのことが大好きになるでしょう。
私自身、昨年みきさんに出会って蓮田が大好きになり、蓮田に何度も足を運んでいます。
セミナー全7回内容
セミナーは連続講座ですが、単発の参加もを受け入れいていますので、気になる方は私までご連絡ください↓
私のDMへどうぞ。
■全7回スケジュール
[第1回] 3月
座学 : 自然の原理原則
実践 : 春夏野菜の苗作りと土の見方
[第2回] 4月
座学 : 畑設計と作付け計画・土の見方
実践 : 畑設計と土づくり
[第3回] 5月
座学 : 苗定植と種まき・微生物の世界
実践 : 苗定植と種まき
[第4回] 6月
座学 : 夏野菜の管理方法とコンパニオンプランツ
実践 : 夏野菜の管理方法とコンパニオンプランツ
[第5回] 7月
座学 : 夏野菜の管理、病気と虫対策
実践 : 夏野菜の管理、病気と虫対策
[第6回] 9月
座学 : 畑の借り方と認定農家のメリット
実践 : 秋冬野菜の定植と種まき・夏野菜の種採り
[第7回] 10月
座学 : 年間通してのまとめと質疑応答
実践 : 秋冬野菜の管理・冬の準備
達さんがセミナーを行う会場
◆ブラウンズフィールド(千葉県いすみ市岬町桑田 1501-1)
講師:岡本 よりたかさん & 佐川 達也
主催者:ブラウンズフィールド
開催日:第2土曜日、日曜日
●3月9.10日・4月13.14日・5月11.12日・6月8.9日・7月13.14日・8月お休み・9月14.15日、10月12.13日
(全7回)
◆たまる食堂(千葉県長生郡長南町豊原1052-1)
講師:佐川 達也
主催者:西本 かおるさん
開催日:第2火曜日
●3月12日・4月9日・5月14日・6月11日・7月9日・8月お休み・9月10日・10月8日・11月12日
(全8回)
◆とのづか農園(埼玉県杉戸町堤根1035-1)
講師:佐川 達也
主催者:外塚 博圭さん
開催日:第3火曜日
●3月19日・4月16日・5月21日・6月18日・7月16日・8月20日・9月17日・10月15日
(全8回)
◆地球のしごと大學(千葉県佐倉市直弥付近)
講師:岡本 よりたかさん & 佐川 達也
主催者:地球のしごと大學(循環型農業学部)
(萩谷 祐介さん・田沼 郁恵さん)
開催日:第2金曜日・第3土曜日
※岡本よりたかさん講師日は第2金曜日
●3月16日・4月12日・5月18日・6月7日・7月20日・8月17日・9月21日・10月11日・11月16日
(全9回)
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